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これ、結構質問されるんですよね。
所謂日本の学校教育で私達が学んでいるのはイギリス英語ですよね。ご存じでしたか?
でも、本屋さんに行けば色々な種類の英語の参考書が置いているわけで、アメリカ英語を勉強するというのも一つの大きな選択肢になってくると思います。
で、どちらを勉強すべきか、ということで皆さん色々と悩まれるみたいですね。
ここでは私の考えを理由と合わせて少しお話しさせて頂きたいと考えております。
単刀直入に言えば、私自身は最初はアメリカ英語を勉強することをお勧めしています。
第2章の冒頭では、英語っていう言語は非常に抑揚やリズムに富んだ言語であるということを学んで頂きました。
で、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、ニュージーランド英語等、様々な国で話される英語を聞き比べてみると、アメリカ英語が一番抑揚とリズムに富んでいて、一番特徴を捉えやすいのではないかと考えています。
つまり、アメリカ英語が一番勉強しやすく習得しやすいのではないかと、そう考えています。勉強し始めというか、初心者向きだと思うんですよね。
ちなみに、イギリス英語はアメリカ英語と比べると抑揚が非常に小さく、リズムも単調な事が多いので、どちらかというと日本語に近い印象なんですよね。
ちょっと間違っているかもしれませんが、そういう理由でおそらく日本人はイギリス英語を勉強したがるんじゃないかと、ちょっとそういう風にも考えています。
(※もちろん歴史的な日英の関係は置いといてってことです)
それからもう一点付け加えておくと、これ、非常に面白い現象なんですが、英語圏に暮らす人達でも他の国で話されている英語はよくわからないことがあるって言う人が多いんですね。
多分、アメリカ英語やイギリス英語を初め、世界各国で話される英語もまた、その地域の人の性格というか、音の好みを色濃く反映した形で発展しているのだと考えています。
他の国で話されている英語は、ちょっと抑揚とかリズムが違うので場合によっては理解しにくいんだと思います。
ただし、英語圏の国の人はどこの国の人も、アメリカ英語は聞いてわかるんですよ。
アメリカで放送される英語番組を自国のTVで見る機会が多かったりするかららしいです。
ということで簡単ですがまとめに入りますと
アメリカ英語が一番勉強しやすく、習得しやすく、そして理解して貰いやすい
と思いますので、まずはアメリカ英語から勉強を開始することをお勧めします。
ただ、なんだか矛盾しているかもしれませんが国際化の進む昨今、どこか一つの国の英語だけに集中するのはよくないとも思っています。
個人的にはアメリカ英語を中心に技術を磨きつつ、色々な国で話される英語を聞いてもある程度理解できるように慣れておくのがいいのではないかと思います。
以上、「アメリカ英語とイギリス英語、どっちを学ぶべき?」に関する私見を述べさせて頂きました。
また参考にして頂ければ幸いです。
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〜著者〜
原 正彦(はら まさひこ)
1981年1月21日生まれ
循環器内科専門医
TOEIC 855点
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